(公財)ハーモニィセンターは、職員を採用(新卒・既卒・中途)いたします。
「こんな方を求めています!」
・何事にも明るく、前向きに取り組むことのできる方
・人や動物とのコミュニケーションにストレスの無い方
○ 事業内容 キャンプ等体験活動の企画・運営、ポニー牧場の運営、自治体
からの動物広場等の運営受託、教育・福祉・医療等の現場での
乗馬活用の普及、国際交流、川べりの環境整備及び活用の推進、
社会教育に関するフォーラム・シンポジウムの開催
○ 職種 ポニー(小型馬)及び小動物の飼育管理、来場者接客
○ 経験 不問
○ 採用予定人数 若干名
○ 勤務予定地 東京都、神奈川県 のいずれか
○ 給与等 当会規程による
加入保険:雇用、労働者災害補償、健康、厚生年金
退職金制度 有(在勤3年以上)
その他手当
○ 書類提出 随時受付 郵送にて必要書類を送付のこと 持ち込み不可
あて先 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1
国立オリンピック記念青少年総合センター内
公益財団法人ハーモニィセンター 採用担当 野島 宛
○ 提出書類 履歴書(写真添付)・健康診断書・卒業見込み証明書・成績表
○ 採用試験 応募者に後日郵送にて案内を送付
秋を感じる心地いい風が吹いたと思えば
夏かと思うような暑い日が続いたり…
みんな元気にしてますか??スタッフのぱいんです(・ω・)/
(ブログ書くの初めてかも…緊張しちゃうなぁ…)
今年で3回目になるライダーズカップ、今年も開催します!!
ライダーズカップってなぁに??
キャンプでポニーに乗るのとはまた違う、正装して、いつもと違う空気の中、ちょっと緊張する時間。
それがライダーズカップ。
過去2回も大好評をいただき、今年も開催することが決定しました。
HPや機関誌ではすでにご案内をしていたので
毎日続々とお申し込みをいただいてます。
まだまだエントリー受付中☆
ここで詳細をおさらいしてみましょう!
http://harmonycenter.or.jp/camp_ad/2016_riderscup.html
おさらいはできましたか??
ではここからが本題!
①障害飛越70cm 参加希望の声多数の為復活します!!!
皆さまの声にお答えして、復活いたします!!!
今までお申し込みいただいた皆さま、
今からの変更も受け付けますのでぜひご連絡ください!
(5日と6日のどちらで開催となるかはまだ未定です。)
②申込〆切を10/11まで延長します!!!
5日土曜日学校で参加をあきらめていたあなた。
エントリーの競技にさえ間に合えば遅れての参加も可能です!
今からもう一度ご検討してみてはいかが?
(遅れる場合は牧場へ直接集合をお願いします。)
土曜夜にはライダーズ運動会。
それに間に合うように来るのがオススメ☆もちろん日曜の朝入りも大歓迎!
どの競技にエントリーしたらいいかわからない…
そんなあなたも、今からスタッフに相談しても間に合います!
普段乗っている広場のスタッフや、キャンプで乗っている子は牧場のスタッフに
どんどん相談してみてね!!
合わせて質問の多い服装についてここでご案内しますね☆
参考にしてください!
・上蘭(じょうらん)…500円で貸出あり。ブレザーでも可。
・キュロット着用…色指定なし。
・手袋…乗馬用、もしくは滑り止め付軍手。
・ヘルメット…自転車用は不可。
・足回り…ショートブーツとチャップス、もしくは乗馬用長靴。
・白シャツ
☆エントリーはこちらまで☆
03-3469-7691
たくさんのご参加お待ちしております!!!
朝晩の冷え込みが厳しい上に、気づいたらもう11月。
時間が過ぎるスピードが早すぎて慌てているフッカーです。
11月といえば、冬キャンプの申し込みが開始してます!
ポニーとスキーにスケートも。どれにしましょう??
ポニーキャンプ(雪が積もっているとは限りません)
スキーキャンプ(雪が積もるように神様にお願いしています)
スケートキャンプ(雪の上で滑っているワケではありません!)
キャンプによって定員も変わりますので、
お早めにお電話(0120-900-532 平日11:00~19:00)または
ネット( http://harmonycenter.or.jp/order_camp.html ) での
お申し込みをおススメします!!
ハーモニィで熱い冬にしよう!!
え?ハーモニィセンターってどんなキャンプをやるのか知りたい?
そんな方は冬キャンプ親子説明会にご参加ください!
日時:11月26日(土)10時~12時(9時30分開場)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟405号室(参加費無料)
やること ♪ハーモニィが大切にしているキャンプ理念の説明♪
♪キャンプの雰囲気を写真をみながら説明♪
♪参加カウンセラー(キャンプリーダー)が決まっているので顔合わせができる♪
♪持ち物はどんなものを持ってくればいいのか♪
♪スキーの場合はリフト代やレンタルスキーについて♪
♪その他、カユイところに手の届くキャンプの「?」にお答えします♪
え?ポニーキャンプはどんなところでやるのかを知りたい??
大丈夫ですよ。
ファミリーキャンプ(11月19~20日1泊2日)に空きがあります!!
ゆっくりご家族で蓼科の場所と空気を味わってくださいませ☆
子ども達だけでなく、保護者の皆様にも乗馬体験してもらいますよ!!
さらに特典として、
「こんな事を大事にしながらキャンプをやってるんだぜ!」というあつーい思いや、
「子育てっていうのはね!」や「キャンプに期待してるのはさ」という
ご家庭とのふかーいお話し合い
または、
「日頃のストレスをぶっ飛ばす爆笑ナイト♪」がもれなくついてきます!
冬キャンプも冬キャンプ親子説明会もファミリーキャンプも
皆様のご参加を、心よりお待ちしております!!
こんにちは!ヤンボーです!
スキーファンの皆さん!お待たせしました!
今年もやります、スキーキャンプ!!
昨年は雪不足でまさかの開催地変更がありましたが、
皆さん!安心してください!!今年は雪、降りそうですよ!!
なんと今日!蓼科で早くも初雪が!!
どれだけ降るのかワクワクです!
そんな予想を受け、
ハーモニィセンターでは今年スキーキャンプを増やしました!!
ヤンボーの趣味??いやいや!みんなのためを思ってです!笑
例年通りの南志賀スキーキャンプに加え、1月に蓼科でのスキーキャンプ、
2月に新潟六日町でのスキーキャンプ(雪まつりも開催中!)の計4回実施予定です!!
まずはお馴染み「南志賀スキーキャンプ!」
冬は12月26日~30日の4泊5日で実施します!
魅力①はなんといっても天然100パーセントのパウダースノー!
こんな最高のゲレンデを独り占め?!
転んでもいたくないから自然と上達します(^^)
そして魅力②は宿泊地カナディアンの暖かさ!
美味しいごはんはもちろん、温泉、スタッフの皆さんの暖かさ。
メロメロになること間違いなしです!
見よ、このステーキ!!!!
そして南志賀ではSAJのバッヂテストも実施します!
一人一人、練習の成果を発揮!それぞれにドラマがあります!
雪質バッチリのゲレンデと暖かい「環境」がみんなをまってるよ!
そしてそして!
今年初めて実施するのが「蓼科ファンスキーキャンプ」
1月7日~9日(2泊3日)で実施します!
宿泊は蓼科ポニー牧場で、スキーの舞台は富士見パノラマスキー場。
晴天率が高く、いいコンディションでスキーを練習できます!
このキャンプの魅力は
カウンセラーと楽しく練習できること!!
初心者でも一から丁寧に、そして楽しく指導します!
「冷たくて嫌だ」という気持ちが吹き飛ぶくらいの楽しさで、
きっとスキーも好きになること間違いなし!
デビューに超おススメです!
しかし!もちろん初心者だけではないぞ!
豊富な上級コースもあるので、「ガンガン滑りたい」君にもおすすめ!
ヤンボーと一緒にすべろうぜ!!
南志賀スキーキャンプ、蓼科ファンスキーキャンプ、
どちらも参加者大募集中です!!
寒い冬にしかできないスキー!
熱く熱く楽しもう!!
たくさんの参加者お待ちしています!
申し込みはHPより
キャンプでまた会おう!!
ヤンボーでした!!
こんにちは!ヤンボーです!
この冬は南志賀スキーキャンプ、そして蓼科ファンスキーキャンプを引率します!
11月になり今年の雪はどうかとワクワクドキドキの毎日を送っています!
ヤンボーと同じ!って人も多いのでは??
そんな皆さんに2017年新キャンプ第一弾!!
「蓼科ファンスキーキャンプ」(2017年1月7日~9日/2泊3日)のお誘いです!
「ファン」とはずばり「楽しい」、「面白い」という意味!
そう!スキーを誰よりも楽しんじゃおうというのがこのキャンプです!
このキャンプの主な特徴は!!
① カウンセラーが楽しくスキーを指導します!
このキャンプではSAJの検定等を目標とせず、レベル別にカウンセラーとスキーを楽しみながらうまくなることを目標としています。何事も上達するにはまず「好きになること」から。デビューの子にも一からしっかり指導します!
② 宿泊は蓼科ポニー牧場!
宿泊はポニーCキャンプとともにポニー牧場で。スキーだけでなく夜は様々なプログラムを楽しめます!
③ 晴天率85%!恵まれた環境でのスキー!
スキーの舞台「富士見パノラマスキー場」は晴天率85%で標高も他のスキー場と比べて低いため暖かく、寒さを気にすることなく目一杯スキーを楽しむことができます。
そして!リフト代込みでこのお値段!ポニー牧場で宿泊していることもあり、通常のスキーキャンプよりお安い参加費になっています!スキーキャンプにデビューさせたいけど、ちょっと高いなって思っていたそこのお母さん!ぜひお気軽にこちらのキャンプに!(詳細は下記HPより)
万全のスキーデビュー、そしてどんなレベルの子がきても対応可能です!
↑こんな子だってどんと来い!ヤンボーとみっちり練習だ!笑
最高の冬を、そしてスキーを味わいたい方、ぜひご参加を!!
申し込みはHPより!!
雪よ!早く降ってくれーーーー!!!
こんにちは、ヤンボーです!
1月14日、冬キャンプ報告会を実施します!
たくさんのカウンセラーやキャンプで仲良くなった友達と再会するチャンス!
冬に行われたキャンプを写真で振り返るだけでなく、
キャンプでやったちょっとした遊びやカウンセラーの紹介、グッズ販売、そして豪華景品が当たるお楽しみ会も行います!
今年の冬キャンプに参加した人だけでなく、
今度の参加を考えている方もハーモニィセンターのキャンプを知って頂く絶好の機会です!
たくさんのカウンセラーも参加するので、カウンセラーに会いたい人、友達に会いたい人は是非是非お越し下さい!
ポニーキャンプに行った人ーーーー!!
南志賀スキーキャンプに行った人ーーーー!!!
そしてスケートキャンプ、ファンスキーに行く人も!!
報告会でまた会おうぜ!
冬キャンプ報告会
2017年1月14日(土)
オリンピックセンター センター棟304室
開場:9時30分
開始:10時
閉場:12時
たくさんのご参加お待ちしています!
申し込みはTEL03-3469-7691まで!!
こんにちは、ヤンボーです!
冬といえばウインタースポーツ!
ということで今日は南志賀スキーキャンプのお誘いです!!
3月26日~3月31日(5泊6日)で実施します!
キャンプの舞台はヤマボクワイルドスノーパーク !
非圧雪のさらさら天然パウダースノーがみんなを待っています!
転んでも痛くないから、怖がらずに滑れるので、早く上達します!
上級生の指導はスキー学校のインストラクターが!
期間中ずっと同じ先生が教えてくれるので、上達すること間違いなし。
初心者はカウンセラーが指導!
「褒めて伸ばす」カウンセラーの熱血指導で楽しく、どんどん上達します!
キャンプの最後にはSAJ(スキー連盟)のバッチテストも実施します!
笑いあり涙あり、それぞれにドラマがあります。
大事なのは負けない気持ちと勇気。
受かる受からないだけでなく、キャンプを通して上手にすべる技術だけでなく、転んでも何度も立ち上がる気持ちやきつい斜面にも負けない勇気を学びます。
<
p align=”left” style=”background: white; margin: 0px; text-align: left;”>そして、そして宿泊はロッヂカナディアン!
キャンプ創設時からお世話になるロッヂのママさんたちが、
暖かいご飯と共に暖かく支えてくれます!
スキー初めての子も!
いつもの常連の子も!
どんな子も120%の大満足をお約束します!
是非是非、ご参加下さい!!
南志賀スキーキャンプ
3月26日~31日(5泊6日)
対象:5歳~中学3年生
参加費:小学生 94,600円 中学生 103,000円(会員価格)
お申込み・問い合わせは電話(0120-900-532)またはHP から!
ポニーキャンプももちろん大募集中!
沢山のご参加お待ちしてます!!
こんにちはヤンボーです!
今日はカウンセラー門出お祝い会のお知らせです!
カウンセラー門出お祝い会とは、今年の3月に大学や専門学校を卒業し、
門出を迎えるカウンセラーをお祝いする会のこと。
決してカウンセラーの「卒業」ではなく、学校の「門出」を祝う会です!
門出を迎えてもカウンセラーは「生涯一カウンセラー」!
会ではカウンセラーとして今までの活動を振り返り、また今後の夢を大いに語ってくれます!
<今年門出のカウンセラー>
たまご、しぼ、クラン、あーりー、なまこ、バリー、くじら、けちゃ
その他多数の現役カウンセラーも参加します!
子ども達・保護者の皆さんも是非是非カウンセラーの門出をお祝いしてあげて下さい!
日時:3月5日(日) 14:00~20:00(予定)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟103号室
当日の流れ
<1部> 13:00~ 「お楽しみタイム」
ゲーム大会など「ハーモニィ流」のわいわいしたお祝い会!
子ども達・保護者・門出生・現役カウンセラー、みんなで遊びます!
詳細は来てのお楽しみ♪
<2部> 18:00~ 「門出生のスピーチ」 (20時ごろ終了予定)
それぞれに涙あり、笑いあり?のスピーチを聞かせてくれます!
カウンセラーがどんな想いでキャンプをやってきたかスピーチから感じられるはずです。
3月5日、門出生のお祝いにぜひ皆さんも!!
盛大にお祝いしましょう!!
お申込み・お問い合わせは03-3469-7691まで!
門出生へのお祝いのプレゼントも大歓迎です♪
お待ちしています!
こんにちは、ヤンボーです!
機関紙でも報告をしましたが、1月20日~28日にアフリカ最高峰キリマンジャロ(5895M)登山に挑戦してきました!
行く前は「機関紙で報告を!」と思っていたんですが、行ってみたらただの登山ではなく、
自分自身の事や日本の事、仕事の事など様々な場面で色んな気づきがあり文字にすると9000字をこえてしまいました(^^;)
なので全文はブログで5日に1度、7回に分けて報告したいと思います!
今日は第一章!
「タンザニア上陸!」(1/20-21)
前日の仕事を終えて、いよいよ来たキリマンジャロ登山!ドキドキワクワクとは裏腹に準備はぎりぎりの前日夜に。昨年夏日独交流でドイツに行って以来の海外。決して甘く見ていたわけではないけど、仕事に追われバタバタになってしまった。
準備を終えた後に残る不安が一つ。今回はツアーへの申し込みではなく、個人で手配したため、日本人は僕一人。現地ではルールとして登山者1名につきガイド1名、コック1名、ポーター(荷物を持つ人)が3名つくが、全員タンザニア人の予定。現地タンザニアの公用語は「スワヒリ語」…。東アフリカの地球の歩き方を事前に買っていた僕は巻末についていたスワヒリ語を「乗ってる時間長いし飛行機で読もう。」とこれっぽっちも見ずにいた。というのも羽田を出て現地キリマンジャロ空港に着くまでには約20時間。時間は腐るほどあると思っていた。羽田空港に早めに移動し、ご飯を食べ、ラウンジにて休憩。ここまでは完璧。「こっちはドイツで慣れてるのさ。」なんて涼しい顔をしていた。汗が噴き出したのは無事飛行機に搭乗し、手荷物を見てから。「ない…。」…なんと地球の歩き方をトランクケースに…。やっちまった。持っているスワヒリ語は「ジャンボ(こんにちは!)」のみ。これで現地に乗り込むのか。…でもまぁ仕方ない。今を楽しむしかない。そう思い機内では「X-MEN」に熱中した。
↑これがキリマンジャロ空港!
ドーハで乗り継ぎ、キリマンジャロ空港について無事入国審査を通過。あーこの時が来た。「NAOKI」のプラカードを持ってきっとタンザニア人がまっている。出口を出るとたくさんのタンザニア人がプラカードを持っている。…ない。これがアフリカンタイムか?そう思う見直すと端っこに日本人の姿が。
ん?「NAOKI YAMAMOTO」!あれだ!迎えに来てくれたのは現地在住Oさん。どうやら登山前はOさんが同行してくれるとのこと。
Oさんの車でホテルに移動し、同じく個人手配で登山に申し込んだ日本人2名のグループと韓国料理で登山前最後の夕食に。
↑きれいなホテル!マラリア対策で蚊帳が。
ight=”124″ src=”/wp-content/uploads/img/blog_import_5b7fd0f12b89b.jpg” width=”220″>←そしてなぜか韓国料理。笑
ほっとしたのと同時にちょっと拍子抜け。そんなタンザニア1日目だった。
次回は3月6日第二章「いざキリマンジャロへ!」です!
お楽しみに!!
第三章「最初で最後のトラブルと日本の誇り!」(1/23)
この日は標高2700mから3720mのホロンボHutへの移動。約10kmを6時間かけて。富士山の標高が3776mだからほとんど富士山登頂と同じ高さまで登ります。
↑ガイドのアストンと。
↑キリマンジャロにしかない固有種。歩いているだけでもワクワクがいっぱい。
この日もなだらかな登りが続きます。森林限界を超え、低木地帯となり高山植物が多く見られました。高山病対策として大きく呼吸をしながら登り、無事にHutに到着。あーこの日は平和だった。
事件の発端は夕食だった。この日の夕食はめちゃくちゃ豪華だった。パスタに肉にサラダにチャパティと呼ばれるタンザニアのパンも。「出されたものは食べる!」の勿体ない精神から当たり前のように全部の食事に手を付ける。Oさんにも「全部は絶対食べれないから無理しないでいい」と言われるほどのかなりの量なので完食とはいかないがお腹一杯美味しく頂いた。「タムタム(美味しい)!」笑顔で感謝した。
食事が終わり、おしゃべりを楽しみ、満天の星空を楽しみ、完全に満たされた状態で寝床に。疲れからすぐに寝つけ、すっきりと翌日を迎える…はずだった。異変は夜の1時ごろ、お腹の異変に気付き、ヘッドライトを片手にトイレへ駆け込む。読んで気持ちのいい話ではないがお腹を強烈に下してしまった。その日の夜だけで3回、トイレへ駆け込んだ。寝起き最悪。ぐったりした状態で朝を迎えた。たぶんサラダかな。「タンザニアでは生ものはダメ」そんなこと言われたなぁと思いだし、「今後絶対生ものは食べない!」と心に強く誓った。ちなみに正露丸で腹下しは治った。さすが正露丸!日本の誇りだ!
第六章「下山にて自分を振り返る…」(1/26)
↑登頂後のご来光はまた格別。
いよいよ最終日。後は20kmの下りのみ。道は平たんな下りのみなので、ゆっくりしゃべりながら歩いた。平たんな道のりで気持ちは楽だったが体は疲れていたのか3人とも足がもつれる場面があった。道中は2人ともガイドともたくさん話した。仕事の話、教育の話、ハーモニィの話ももちろんたくさん。色んな会話の中から心に残ったのは自分自身がキリマンジャロチャレンジを決心したきっかけをお父さんに話した時のことだった。
↑登頂の安心感からハイに。
↑下りもポーターは荷物いっぱい。多くの人に支えられている。
チャレンジに経緯を再確認。前職を経てハーモニィセンターに就職して7年。自分なりに色んな仕事に前向きに貪欲に、「攻めの姿勢」で取り組んできた。体的にも精神的にもしんどい思いをしたこともあったができない事へのチャレンジはとても楽しく得られるものも多く充実した日々。でも近年は「攻め」から「守り」へ。新しいことへのチャレンジより既存の仕事や後輩への指導が主になってきた。自分自身をもっと追い込みたい。ここらで一発自分に負荷をかけたい。そして何を掴めたら。そんな思いでキリマンジャロに来た。そんな話をすると、うんうん頷きながら「素晴らしい!」と言ってくれた上で「でもね。」と話をしてくれた。「僕は昔、アメリカで遠く離れた2支部を管理していてね。週に1度は移動していたんだ。距離は600kmくらい。飛行機で行けば1時間ちょっとで着くところを毎回車で移動していたんだ。大体6時間くらいかけて。」「何でそんなことしたんですか??」当然聞き返す。「毎回同じ道路でも景色はちょっとずつ変わるんだよ。その変化を楽しんでいたのはもちろんだけど、その変化に気づける目や余裕を持つことも大事にしていたよ。」
「ふーん。」「新しい事をやりたいという想いはとても素晴らしい。だれでも持てるものではないよ。でもね、今やっていることの中から意味や変化を見出す目を持つ事も同じ位大事なことなんだと思うよ。」その話を聞いた後は一人で考えながら歩く。日々のキャンプや移動乗馬、国際交流、自分は今何を大切にし、何を求めているのか、反対に何を軽んじてしまっていて、何に気づかないといけないのか。
キャンプで例えると新しいキャンプやプログラムは子どもたちに目に見えて新しい刺激を与える。もちろん大切なこと。でもそれだけじゃない。毎回同じキャンプでもよくよく観察すれば子どもたちにたくさんの刺激を与えている。自分はそれを毎回逃さずに見れていたのか。「慣れ」から見逃してしまってはいなかったか。そんな事が頭をぐるぐる回る。新しい事へのチャレンジは今ある事をおろそかにすることとイコールであっては決してならない。どんな小さな仕事も一生懸命取り組む。当たり前なことだけど、自分の仕事への取り組み方に対する大事な気づきをもらえた時間だった。こうしてお父さんは僕の憧れの「おやじ」3人目としてリストアップされたのであった。
この日は約5時間で下山。最後には関わってくれたガイド、コック、ポーターがキリマンジャロの歌で登頂をお祝いしてくれた。
↑これが今回の登山チーム!最高のチームだ。
ガイドと別れ3人でビールを飲みに。もちろん「キリマンジャロビール」。普段あまり飲まないけど、下山後はのもうと決めていた。一口飲んで、ここで初めて達成感を味わう。山頂では寒くてすぐに下山達成感を味わう暇すらなかった。カウンセラーに何を伝えよう。ふと帰りの車で考えた。「やれば出来る!」ピンとこない。何でもやれば叶う訳ではない。そんな姿を登山中たくさん見てきた。自分自身も出来たというより周りに支えてもらって達成させてもらった。うーん。ピンと来たのは「やらなきゃ一生できない。」準備もそこそこ、無謀な挑戦だった。これまでの道のりや絶景、山小屋での出来事、登山中の会話などどれもが日本では、というか一歩踏み出さないと味わうことができなかったこと。登頂できたことよりも飛び込んだ自分自身を誇りに思った。自分の出来る出来ないから考えるのではなく思い切って飛び込むこと。とても勇気のいることだけど、「自分にはできない」とやる前から言って自分自身にレッテル張ってしまうよりも、とりあえずやってみる。意外と出来ちゃうかもしれないよ。そんなことを今回の挑戦から伝えられたらと思うし、今後の仕事でも意識していきたいと思う。やらなきゃ一生できないよ。
↑下山後はバーへ。普段はあまり好きでないビールもこの日は格別!キリマンジャロビール。
2人と別れ、この日はホテルで一泊。登山中は一切シャワーも浴びていない。1、2、4日目はふろおけ1杯のお湯だけで体をふいていた。5日ぶりのシャワーがとても気持ちいい。頭は2回目でやっと泡がたった。擦り傷や靴擦れがあることに初めて気づく。そして落ち着いて横になると全身が筋肉痛。呼吸すると喉も痛い。ずっと深呼吸のような大きな呼吸をしていたから喉を傷めてしまった。きっと必死だったんだな。そんな事をかんがえながら深い眠りについた。
最終章「帰国とその後」は31日!!
最後まで見てくれよな!
最終章「帰国とその後」(1/28~)
いよいよ帰国。午前中はスーパーでお買い物。お昼頃に迎えの車に乗り、キリマンジャロ空港へ。ドーハでのトランジットも入れて22時間もかかる帰り道だったが基本的にはずーっと爆睡、時々「ベイマックス」。すぐに日本に着き、僕の挑戦は終わった。終わりは意外とあっけない。
↑空港はこんな感じ。お世辞にもきれいとは…。
今回の挑戦は登山の楽しさ・魅力を再確認するだけじゃなくて、日本のこと、自分自身の生活のこと、そして仕事への取り組み方等々、様々な事を感じられた旅だった。写真やDVDで何度見たって、目の前にパノラマに広がる実物を1回見るのには決して勝らない。見たものはもちろん、味、匂い、音、触覚、五感をフル活用。すべての体験が濃く自分自身に強く刻みこまれた。やっぱり実体験に勝るものなんてこの世にはない。実体験から多くのことを学んだ。これからも迷わず未知なものに飛び込める人でありたいし、その中から感じたことを、しっかりと次に繋げていきたい。子どもたちにもそんな姿を見せることで伝えていきたいと思う。今回のキリマンジャロ挑戦は決して「勲章」じゃない。キリマンジャロに登ったことを自慢するのではなく、キリマンジャロに登ってヤンボーって変わったよねと周りに思われるように精進することが今後の僕の使命。今後もまだまだ挑戦。山以外でもみんなをあっと言わせたい。
事前に調べなかったくせに帰ってきてからキリマンジャロを色々調べた。その中で知ったことは、キリマンジャロは国立公園化するにあたって住民が迫害を受けていたり、この100年で自然が3割なくなったって事。そしてそれを支援する団体が日本にあるって事。全世界を平和になんて大きな事をする力はないけれど、でも気づいた事・目の前で起こっている事から目を背けてしまったら、それで状況がもっと悪くなってしまったら、それは動かなかった自分のせいなんだと思う。微力ではあるけれど、自分を成長させてくれたキリマンジャロにお礼を続けていきたいと思う。
↑事務局で集め始めました!皆さんもご協力お願いします!
そして将来、タンザニアでキャンプを!僕が五感で感じたものを子どもたちにも感じてほしい。今はまだ夢物語。でもきっと夢を夢で終わらせない。登山と同じように実現に向け一歩一歩積み重ねていきたい。