キャンプ

自分自身の魅力に
自信を持って生きていける人を

人にはそれぞれ違った魅力（個性）があります。子ども達には、自分自身の魅力に気付き、大切に育て、それぞれの花咲かせてほしいと思っています。これは創設者大野リジチョウの「ひまわりにはひまわりの美しさが、コスモスにはコスモスの美しさがある」という言葉にあるように創設当初からハーモニィセンターが大切にしてきた考え方です。また、自分の魅力を認められるからこそ、他の人の魅力にも気づくことができるようになると考えています。
ハーモニィセンターでは、キャンプが「自分自身の魅力に自信をもって生きていける人」を育むと信じ子ども達に届け続けています。

子ども達が個々の魅力に気づき花咲かせるためには、ベースとなる「安心して挑戦できる環境」（植物でいう土）、きっかけとなる「体験」（栄養）が必要不可欠だと考えています。

1.子ども達が花を咲かせることができる環境を: 子供達の個性を花にたとえるなら、我々関わる大人は花を育む「土」（子供達の育ちを支える役割）と考えています。子供達が個々の魅力に気づき・花を咲かせるにはそのための環境作りが不可欠です。
●キャンプでは、子ども達がホッとでき、前向きに挑戦できる環境を作り出すように心掛けています。
●画一的にならず一人一人をよく見て、個々に寄り添った声掛けやアプローチをしていくことを大切にしています。
2.明るくタフで骨惜しみしないカウンセラーの存在: ハーモニィセンターでは、子ども達ととことん付き合い、寄り添ってくれる若者のボランティアを「カウンセラー」と呼んでいます。彼らは特別な資格を持つわけではなく、「明るくタフで骨惜しみしない」という合言葉の元、子ども達と向き合い行動し続けてくれる存在です。
そんなカウンセラーが、子ども達の背中を時に押し、時に支えてくれるからこそ、子ども達はキャンプで様々な事に挑戦できるのです。
3.自然体験が子ども達にきっかけを: ハーモニィセンターでは、5歳～中学3年生までが対象のポニーキャンプをはじめとした、スキーや登山など様々な自然体験キャンプを実施しています。子ども達の個性が花咲くためには、ベースとなる土だけでなく、きっかけとなる体験（栄養）が必要となります。自然体験キャンプにはそんな子ども達が育つための4つの価値があると言われています。
① 自然の美しさや清々しさ→感性や知的好奇心を育む
② 自然への理解を深めること→想像力・危機回避能力を育む
③ 自分の事は自分でする・協力や役割分担すること→協調性・社会性を育む
④ 非日常の新しい体験→自分の長所・短所の発見を育む
4.ポニーという最高のパートナー: ハーモニィセンターのポニーとの出会いは1970年に行ったFLYING TO EUROPE。イギリスの公園でポニーに跨った子ども達を目の当たりにした大野リジチョウが「ポニーは子ども達のたくましさを育む」と確信し、今に至ります。1972年には第一回目となるポニーキャンプを実施し、50年以上過ぎた今でもポニーは子ども達に様々な体験を届けてくれています。
●ポニーに乗る体験（楽しさ・たくましさ）
●ポニーと生活を共にする上で大切な餌やりや手入れ（責任感）
●馬小屋掃除など協力して作業する時間（協調性・社会性）
ポニーは、今までもそしてこれからも、ハーモニィセンターの最高のパートナーとして、共に子ども達を育んでくれます。
5.異年齢で過ごす集団生活: キャンプは、５歳から中学３年生までの子供たちが縦割りの生活班で共同生活をします。
核家族化が進み、異年齢での交流の機会が減り、近所のお兄ちゃん・お姉ちゃんから遊び方やけんか・仲直りの仕方を教わる機会がなくなってしまった今、年齢も学校も住む地域も違う仲間達とごはんを食べ、歌い、お風呂に入り、ひそひそ話をしながら同じ布団でいつの間にか眠りに就く、そんなキャンプでの共同生活の経験が子供達の社会性・協調性を大きく育むと考えています。

四季に応じた
自然たっぷりのプログラム

キャンプブロックのライン

冬キャンプ: 冬はウィンタースポーツの季節。夏に負けないキャンプの季節です！ポニーキャンプに加えて、スキーキャンプとスケートキャンプを実施します。技術だけでなく、転んだ後に立ち上がる逞しい心を育みます。

夏キャンプ: 夏休み期間には、蓼科ポニーキャンプ®・小貝川リバーサイドキャンプ・八ヶ岳縦走キャンプなど１０以上のコースがあります。蓼科と小貝川ではポニー乗馬トレーニングに加え「プラス１プログラム」としてキャンプごとの目玉プログラムを企画します。

春キャンプ: 一年の集大成。学年が上がる前の最後のキャンプです。ポニーキャンプ®とスキーキャンプを実施します。春は、本来は寒い中で行うウィンタースポーツを暖かい中で体験できるチャンスです。デビューキャンプにもおすすめです！

週末キャンプ: 学校の長期休暇ではなく、週末に実施するキャンプです。ポニーキャンプ®や野外キャンプ・スキーやスケートキャンプを企画しています。比較的参加人数の少ない週末キャンプは、参加者同士やカウンセラーとの関りは更に深まり、ポニーに乗る時間が比較的長いのも特徴です。

ファミリーキャンプ

「子供ばっかり楽しそうでずるい！」という声にお応えする形で始まったファミリーキャンプ。
キャンプ中は親と子供で童心を競っていただきます。
乗馬も馬小屋掃除も力を合わせて頑張ります！

キャンプの一日

キャンプブロックのライン

6:00　起床

げんきに「おはよう！」

自分たちのご飯より先に、ポニーたちにご飯をあげます。ちゃんと食べているか、ちゃんと元気かを見るのも大事なお仕事です！
7:00　朝食

いただきます！
何して遊ぶかの作戦会議☆

ポニーのあとはぼくたちのごはん！おしゃべりをしながら、今日の元気を満タンに☆
9:00　馬房掃除

馬小屋掃除はとっても大事

プロは馬のウンチ（ボロと呼びます）で健康をチェックします。色や量、形、ニオイにも注目できれば一人前。お世話も乗馬と同じくらい大切にしています！
10:00　選択プログラム（午前）

ポニトレ（ポニー乗馬）

まずは楽しみながらポニーと仲良くなろう！もちろん自分で動かしたり、走らせたりもします！慣れてきたら、できることも増えていきます。上級組は駆歩やジャンプにも挑戦します！「馬と心が一つになる喜び」あります！！
お楽しみプログラム

自然の中へ出かけよう。川の水の冷たさや木陰の涼しさ、土の匂いは実際に感じてみないとわからない。子供時代に感じることはきっと一生わすれられない体験となります！釣りや１日ハイキング、秘密基地づくりもいいんじゃない？
12:00　昼食・お昼休み

ゆっくり・ハード、
あなたはどっち派！？

休憩する馬たちの顔は穏やかです。え？のんびりは嫌だ？それでは、あのカウンセラーとの激しい鬼ごっこをどうぞ！ガンバレ、カウンセラー！！
13:30　選択プログラム（午後）

午後はどうする？
ポニトレはさらに熱を帯びていくぞ！

午前中の続きはモチロン、チェンジもOK ！！「ぜんぶやりたくて迷っちゃう！」という嬉しい悩み注意報発令中！！
16:00　ポニーのお手入れ

１日頑張ってくれたポニー達を
しっかりお手入れ！

ブラシ・蹄の手入れ、夏場だったら丸洗いも☆「ありがとう、また明日ね！」感謝の気持ちはきっと馬にも伝わるぞ！！
18:00　夕食

１日遊んだら、お腹はペッコペコ。

今日の「できた！」を班のみんなと発表会！明日の「お楽しみ会議」をしながらだと、こんなにも食べちゃいます！
19:00　夜のプログラム

ごはんの後も、
お楽しみは終わらない！

「夜フリー」は満天の星空の下で行うナイトハイクや、屋根付きの馬場でのドッヂボール、アクセサリー作りからギターを囲んで歌を歌ったりと、やりたいことを子供達が選びます！
最終夜のプログラム

最終夜のお楽しみ、夜プロ！

「夜プロ」はキャンプの最終夜のために、カウンセラー達が趣向を凝らしたお楽しみプログラム。キャンプでできた仲間達とみんなで盛り上がれ！「楽しかったね！」「また会おうね」「まだ帰りたくない」の気持ちがあふれます！
21:00　消灯

おやすみなさい！

よーく眠って明日の元気をチャージ！眠れるか心配？大丈夫。カウンセラーがそばにいます！（トイレが心配な時は事前にご相談ください）