掛け布団カバーのプロへ

この三日間で牧場にある全ての、敷布団・掛け布団・毛布をクリーニングへ。
順次戻ってきた布団達は皆ふかふかで、さわってみるといい気持ち
そんな肌触りを楽しんでいる時は、この後の大変な作業などつゆ知らず。。。
それは、出した布団を全てしまうこと
とにかく数が半端でない・・・もちろんクリーニングに出す前から想像はしていたが。。。
まず、ふかふかなのは嬉しいことだが、本来押し入れに余裕を持って入るのに~はみ出してしまう。
掛け布団のカバーも全て外し洗濯に出したので、戻ってきたら新しいシーツをかけていく。
・・・ざっと数えてみても、100組くらいある。
この作業をNっちと一緒に延々やっていた せっせ、せっせと頑張るNっち。せっせ、せっせと頑張る自分。とたとたと布団を運ぶNっち。ばふんと山積みの布団に寝転がる自分・・・。(笑)
なにもその大変さをお知らせしたくて書いているのではなく、作業をやっているうちにふと考えたのは。
「旅館の仲居さんは、プロだな・・・。」ということ。
大旅館となると布団の量はここの何倍にものぼる。何より面倒だと感じたのは、掛け布団を新しいカバーに綺麗に入れていく工程。これがなかなか難しく、慣れていないとどうしても時間がかかる。こんなスピードでやっていたら、自分は仲居さん首だろうな・・・。なんて事を考えてしまった。
どんな職業にもプロがいることは確かである。ではプロとアマチュアの違いとは?
それは、一つの物事でも作業にしてしまうのか、それとも仕事にするのかである。
作業とは、誰にでも出来ること。慣れてくればそつなくこなせるもの、である。
仕事とは、すぐには真似できない。単純な作業でもその人の工夫や、知恵によって成り立っているものである。
つまり、この作業も旅館の仲居さんがやると仕事になるのである。
私も常にどんな事でも仕事にしようと取り組んではいるが、慣れるまで作業の時間が続いてしまう。
とにかく今日は「掛け布団カバーのプロ」を目指した一日だった。
ぜひ牧場にお立ち寄りの際は、布団のふかふか具合を肌で感じて下さい
この場をお借りして、お時間がない中手伝ってくれました薛ソーリさん、本当に助かりました。ありがとうございました。
こうちゃん