馬を福祉と教育からみたお勧めの一冊
「乗馬の楽しみとホースセラピー」が7月に発刊される。もともとは月刊誌「畜産の研究・1月号」の特集として組まれたものだが、創刊以来初めての完売。畜産の専門誌でこれほど反響を呼んだのは、福祉と教育の立場から馬を取り上げたことと、今の日本で活動の中心となっている団体・個人が惜しげもなく自分たちの活動の手の内をさらしていることにある。これ1冊あれば、という本がようやく出たというところに、反響のすごさがあったと伺える。馬の利活用や効果に興味のある人はぜひとも手元に置きたい本である。
ネットでの販売か直接出版社(養賢堂 http://www.yokendo.com/top/top.htm)への申し込みとなる。
ところで、その本の表紙を飾っているのが相馬より蓼科に異動してきた芦毛のセナとMさん。今から6年前の相馬ポニーキャンプでの一コマ。体高143cmのポニーとMさんとの信頼関係が、馬の目と安心しきった子どもの仕草からみてとれる。こんなスナップが日本全国どこでも見られるようにしたいものである。
ムクさん