ヤンボーのキリマンジャロ報告 最終章「帰国とその後」
最終章「帰国とその後」(1/28~)
いよいよ帰国。午前中はスーパーでお買い物。お昼頃に迎えの車に乗り、キリマンジャロ空港へ。ドーハでのトランジットも入れて22時間もかかる帰り道だったが基本的にはずーっと爆睡、時々「ベイマックス」。すぐに日本に着き、僕の挑戦は終わった。終わりは意外とあっけない。
↑空港はこんな感じ。お世辞にもきれいとは…。
今回の挑戦は登山の楽しさ・魅力を再確認するだけじゃなくて、日本のこと、自分自身の生活のこと、そして仕事への取り組み方等々、様々な事を感じられた旅だった。写真やDVDで何度見たって、目の前にパノラマに広がる実物を1回見るのには決して勝らない。見たものはもちろん、味、匂い、音、触覚、五感をフル活用。すべての体験が濃く自分自身に強く刻みこまれた。やっぱり実体験に勝るものなんてこの世にはない。実体験から多くのことを学んだ。これからも迷わず未知なものに飛び込める人でありたいし、その中から感じたことを、しっかりと次に繋げていきたい。子どもたちにもそんな姿を見せることで伝えていきたいと思う。今回のキリマンジャロ挑戦は決して「勲章」じゃない。キリマンジャロに登ったことを自慢するのではなく、キリマンジャロに登ってヤンボーって変わったよねと周りに思われるように精進することが今後の僕の使命。今後もまだまだ挑戦。山以外でもみんなをあっと言わせたい。
事前に調べなかったくせに帰ってきてからキリマンジャロを色々調べた。その中で知ったことは、キリマンジャロは国立公園化するにあたって住民が迫害を受けていたり、この100年で自然が3割なくなったって事。そしてそれを支援する団体が日本にあるって事。全世界を平和になんて大きな事をする力はないけれど、でも気づいた事・目の前で起こっている事から目を背けてしまったら、それで状況がもっと悪くなってしまったら、それは動かなかった自分のせいなんだと思う。微力ではあるけれど、自分を成長させてくれたキリマンジャロにお礼を続けていきたいと思う。
↑事務局で集め始めました!皆さんもご協力お願いします!
そして将来、タンザニアでキャンプを!僕が五感で感じたものを子どもたちにも感じてほしい。今はまだ夢物語。でもきっと夢を夢で終わらせない。登山と同じように実現に向け一歩一歩積み重ねていきたい。