ヤンボーのキリマンジャロ報告 第3章「最初で最後のトラブルと日本の誇り!」
第三章「最初で最後のトラブルと日本の誇り!」(1/23)
この日は標高2700mから3720mのホロンボHutへの移動。約10kmを6時間かけて。富士山の標高が3776mだからほとんど富士山登頂と同じ高さまで登ります。
↑ガイドのアストンと。
↑キリマンジャロにしかない固有種。歩いているだけでもワクワクがいっぱい。
この日もなだらかな登りが続きます。森林限界を超え、低木地帯となり高山植物が多く見られました。高山病対策として大きく呼吸をしながら登り、無事にHutに到着。あーこの日は平和だった。
事件の発端は夕食だった。この日の夕食はめちゃくちゃ豪華だった。パスタに肉にサラダにチャパティと呼ばれるタンザニアのパンも。「出されたものは食べる!」の勿体ない精神から当たり前のように全部の食事に手を付ける。Oさんにも「全部は絶対食べれないから無理しないでいい」と言われるほどのかなりの量なので完食とはいかないがお腹一杯美味しく頂いた。「タムタム(美味しい)!」笑顔で感謝した。
食事が終わり、おしゃべりを楽しみ、満天の星空を楽しみ、完全に満たされた状態で寝床に。疲れからすぐに寝つけ、すっきりと翌日を迎える…はずだった。異変は夜の1時ごろ、お腹の異変に気付き、ヘッドライトを片手にトイレへ駆け込む。読んで気持ちのいい話ではないがお腹を強烈に下してしまった。その日の夜だけで3回、トイレへ駆け込んだ。寝起き最悪。ぐったりした状態で朝を迎えた。たぶんサラダかな。「タンザニアでは生ものはダメ」そんなこと言われたなぁと思いだし、「今後絶対生ものは食べない!」と心に強く誓った。ちなみに正露丸で腹下しは治った。さすが正露丸!日本の誇りだ!