居場所。
みなさんには、『居場所』はありますか?
心の居場所。
心の拠り所。
私は、ここ蓼科ポニー牧場がそんな場所になれたらいいと思っています。
キャンプの子どもはもちろん、遊びに来てくれるお客さん、そしてカウンセラーのみなさんにとっても。
カウンセラーにとっては日々の忙しい学校生活で時間を割いてまで
この活動に協力してくれています。
私たちは仕事として、カウンセラーたちはボランティアとして。
私たちはカウンセラーなしではこの活動を続けることは出来ません。
子どもの心に寄り添える『カウンセラー』という存在がいるからこそ、この活動は40年間の時を経て
現在に至っているのだと思います。
時には厳しく言ってしまうこともあるでしょう。
しかしそれは全て、子どものため、カウンセラーのためなのです。
私たちスタッフはそこに愛があるからこそ、厳しくなってしまうのです。
この子たちのために出来ることを精一杯探しているのです。
誰からも好かれる大人に。
誰からも尊敬される大人に。
何よりたくましく育ってほしいから。
カウンセラーは言います。
子どものためにこの活動に参加してくれていると。
しかし、自分のためでもいいと思います。
考え方は人それぞれ。
価値観は人それぞれ。
100人いれば100通りの考えがあるのです。
その考えに耳を傾け、そういう考えもあるのだと私は知ってほしいのです。
だから、素直になってください。
子どものうちから、思ったことを素直に吐き出してください。
素直になると心が軽くなります。
わがままをたくさん言ってください。
たくさん甘えてください。
子どものうちは全て許されます。
大人になると許されないことも多々あります。
カウンセラーも同じです。
内に溜めこまないでください。
外に吐き出してください。
吐き出せる誰かを作ってください。
周りには仲間がたくさんいます。
あなた方は一人ではないのです。
寂しいときはそばにいます。
つらいときは話を聞きます。
愚痴ならいつでも受け付けます。
一緒に笑いましょう。
一緒に泣きましょう。
一緒に怒りましょう。
ここはあなた方のそういった場所なのです。
動物みたいに素直になりましょう。
動物みたいに生きましょう。
共に歩んで、共に成長しましょう。
ここ、蓼科ポニー牧場がみなさんの『心の居場所』になれることを信じて・・